桜を散らそう会

 満開の桜が泣いていたのではないかしら。長期政権に胡座をかいて「良きに計らえ」と言わんばかりのやりたい放題。この国が乱れているのも、幾たびもの災害に見舞われるのも、国の舵取りが間違っているからでしょうね。一万八千人もの参加者を前に「政権を奪還してから八年に」なることをアピール。社会に貢献した人を選良したと宣うが、殆どが現政権に擦り寄る人たちが選ばれていたという。「昭恵枠」は1000人に上り「総理夫人」の威光をアピール。圧巻なのは殺人事件で服役していた男性とのにこやかな一枚。信じられない光景だ。国費を使い派手なパーティを開き悦に入っているが、様々な疑惑が零れてくる。「反社会勢力」官房長官によると「定義」がないらしいけど、政権それ自体が国民を欺き、真実を隠蔽し、恫喝して平気だ。永田町は「反社会勢力」の集団じゃないの?って見えてしまうお粗末さ。日本人って誠実であることが美徳だと思っていたけど、そうじゃなかったことが証明された「桜を見る会」私たちは長期政権にウンザリしてもそれを変えようという気概も失い、あなた任せのその日暮らしに喘いでいる。あの連中にとって庶民は票数に過ぎない。

 政治に希望を見いだせず、香港のように若者や市民が権力に立ち向かうこともない。(これを書いている最中、香港では民主派が80パーセントの議席を奪取したと速報が入った)日本では社会の秩序より個人の事なかれ主義が定着し、見て見ぬ振りが横行しているようだ。

言論も封殺され行動も監視される社会に我々は身を置いている。見えない透明の網にかかったまま、飛び立つことも出来ない籠の鳥だ。


 折しもローマ教皇が被爆地を訪問された。スピーチの中で、被爆地を訪れることが自らの使命と感じてきたことを明かした。長崎の爆心地に長い祈りを捧げ、広島に祈りを捧げ、若者に向かっては、日本はゾンビの国であることを説いた。経済の発展のみを追いかけ、弱者を置き去りにしている社会をゾンビの国と形象した。友達を助け心の豊かさを説き命を敬う社会を作って欲しいと柔和な笑顔で語られた。「桜を見る会」を私物化して恥じない人達には「馬耳東風」に過ぎないだろう。今年地球上で災害が最も大きかった国のトップは日本であると、報じられた。被災地に目もくれないで「桜を見る会」に浮かれる哀しい人達。政権が真っ当な人達によって正される日を待つばかりだ。

 「桜を散らして踏みにじる会」に名称を変えてみればどうだろう。

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