明るい年になるといいね

 お元気で新年をお迎えでしょうか?元日から雪模様の空になりました。あっという間に積もる雪に阻まれて、身動きが取れなくなると人間が作り出した文明も役立たずの無用物と化してしまいます。凍てつくほどの寒風にコートに襟巻きは必需品となりました。

 でも自然の営みは素晴らしいなと感動しています。葉を落とした木の枝には新しい芽がちょこんと付いて、木瓜の木には赤々と花が咲いているのです。自然界は春を認識してちゃんと準備をしているのですね。日足が長くなり空の明るさも春を告げています。寒風の中でも深呼吸をして辺りを見回すと小さな春に出会えることがあります。そんなときは日常の憂さを忘れて自然に身を委ねるのもいいですね。今年もヒヨドリが鋭い声を響か

せて椿の密を吸いに来ました。竹籠に林檎をいれてヒヨドリが食べるように塀に掛けています。ジョウビタキは芸術的な色合いの羽根とベースの茶色がかった黄色が美しい鳥です。庭先にきてチョンチョンと地面をつつきながら、時折紫陽花の木に止まってみたりしています。

 万両の木が伸びたので、倒れないように麻糸で大きな木の幹に繋いでいましたら、見事に二段重なりの万両が朱い実を付けました。ささやかな望みに応えてくれた万両を愛でています。雪を被っていた南天の実も幾つもの房をつけてイキイキと元気です。鳥が運んでくれた贈りもので我が家の庭は豊かです。


 

 今年は壬寅歳(みずのえとらどし)です。十干の「壬」は(はらむの意)草木の種子の内部に、新しいものを宿す状態を表し、十二支の「寅」は(動く意)草木が春の初めにおいて発生する状態を表しているのだそう。古い価値観や凝り固まった脳みそをリフレッシュして、この時代に沿った新しい命を産み出す努力が求められているのでしょうね。


 振り返ってみれば傘寿まであと二年、長く生きたようでもあり、瞬く間であったようでもあり、一人一人に与えられた時間を丁寧に生きなければと思っています。

 一期一会、今、この瞬間を大切に二度と戻らない時間を愉しんで。

今年は明るい年になるといいね。


一里塚 幾たび越えて初日かな

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